目的別ローンの種類や取り扱い先についてその特徴を比較し調査した

特定の目的に対し利用できるローン、
それが目的別ローンと呼ばれるものだ。

利用目的は限定されるが、
低金利で利用することができるローンだ。

ローンを組もうと考えているなら、
まずは目的別ローンで利用できるかどうか?
確認することをおすすめしている。

目的別ローンの種類について

目的別ローンの種類だが、
メジャーなものを見てみよう。

目的別ローンの種類

目的別ローン利用できる目的
自動車(マイカー)ローン自動車購入時に利用できる
住宅ローン住宅(マイホーム)購入時に利用できる
教育ローン大学の入学費用、在学中費用などに利用できる
ブライダルローン結婚式、新婚旅行、新居の費用などに利用できる
メディカルローン整形、審美歯科などの治療費用に利用できる
トラベルローン旅行にかかる費用に利用できる
リフォームローンリフォームに関する費用に利用できる
空き家解決ローン空き家の処分などの費用に利用できる

もしローンを考えている目的が、
目的別ローンで利用できれば、メリットは大きい。

目的別ローンの取り扱い先について

目的別ローンは銀行や信用金庫、JA、
なんと消費者金融といった貸金業者まで取り扱っている。

消費者金融と聞くと、
金利(実質年率と呼ばれている)が、
目的別ローン(目的ローン)となると、
やや金利は低めで利用することができる

消費者金融の目的別ローンとフリーキャッシングの金利比較

消費者金融名実質年率(金利)利用限度額
フリーキャッシング目的ローン
プロミス4.5%~17.8%6.3%~16.5%1~300万円
アイフル3.0%~18.0%9.8%~17.0%1~100万円

ただ目的別ローン最大のメリット、
低金利で利用するなら、消費者金融以外から選ぶべきだ。

目的別ローンを利用するなら低金利で利用できる先を選ぼう

目的別ローンのメリットは何か?だが、
それは低金利で利用できることだ。

中でも低金利で利用できる目的別ローンは、
銀行、信用金庫、JAなどで取り扱っているローンだ。

各金融機関で金利や利用条件が異なるが、
一般的なローンに比べると好条件の金利で利用できる

例えば、三井住友銀行で取り扱っている、
各種目的別ローンで比較してみよう。

三井住友銀行の目的別ローン一覧

ローンの種類金利借入限度額WEB申込担保利用条件
教育ローン3.475%10万円~300万円不要(有担保型もあり)前年度の年収200万円以上
マイカーローン4.475%10万円~300万円不要前年度の年収200万円以上
フリーローン5.975%10万円~300万円不要(有担保型もあり)前年度の年収200万円以上
カードローン4.0%~14.5%10万円~800万円不要なし

資金用途、年収に条件がないのはカードローンだが、
借入時の金利は高くなることがわかるはずだ。

目的別ローンの金利をマイカー(自動車)ローンで比較してみた

自動車を購入する時、
利用できるのがマイカー(自動車)ローンだろう。

購入先のディーラーローンもあるが、
マイカーローンのほうが低金利で利用できる。

ではマイカーローンの金利だが、
どのくらい低金利で利用できるものなのか、
メガバンクのマイカーローンで比較してみよう。

メガバンクのマイカーローンをスペック比較

銀行名金利(変動)借入限度額WEB
申込
担保,
保証人
利用条件
三井住友銀行
商品概要
4.475%10万円~300万円不要前年度の年収200万円以上
みずほ銀行
(多目的ローン)
商品概要
5.875%10万円~300万円不要前年度の年収200万円以上、
勤続(営業)年数が2年以上
三菱UFJ銀行
(多目的ローン)
新規受付停止中
りそな銀行
商品概要
2.475%~3.975%10万円~500万円不要なし

どの銀行も低金利で利用できることがわかる。

また銀行によっては、
様々な目的に利用できる「多目的ローン」もある。

ただ、多目的に利用できることもあり、
金利自体は資金用途が限られたマイカーローンよりも高めだ。

基本的に目的別ローンは申込(利用)できる人が限られる

好条件で借りれることもあり、
誰でも申し込みができるわけではない。

「りそな銀行」のマイカーローン以外、
前年度の年収や勤続年数が一定以上必要なことがわかる。

三井住友銀行マイカーローンの利用条件

これはメガバンクの目的別ローンに限ったことではないため、
カードローンなどに比べると敷居は高いローンなのだ。

目的別ローンを利用する時に必要な書類について

目的別ローンを利用する場合、
利用目的を証明する書類が必要になる。

資金用途を確認できる書類

目的別ローンを利用して購入する、
商品やサービスの見積書や契約書を提出する。

目的別ローンには契約書等が必要

また見積書や契約書は、
「ご自身のフルネーム」「金額」
「振込先」などが記載されている必要がある。

ちなみに見積書の提出なら、
実際に利用しなくても利用できそうと考える人もいるだろう。

そこで三井住友銀行にマイカーローンにおける、
申し込みから手続きまでの流れを調査した。

三井住友銀行のマイカーローンの手続きについて

見積書はあくまで、
審査をするために提出するだけとのこと。

融資手続きの際は利用額がわかるもの、
また融資実行後は購入店舗で発行された、
領収書を2週間以内に三井住友銀行へ提出する流れだった。

三井住友銀行マイカーローンの手続きについて

利用できる目的以外のことには、
ローンは利用できない仕組みになっているわけだ。

本人確認書類

目的別ローン利用時に提出する本人確認書類

住民謄本などが必要な場合もあり

収入を証明する書類

目的別ローンの利用条件にある場合、
前年度の年収が実際はどのくらいあったのか?
証明する書類の提出も必要となる。

目的別ローン利用時に提出する収集証明書

目的別ローンに利用できない資金使途について

理由はどうであれ、
目的別ローンで利用できないとされる、
資金用途があり、代表的なものを挙げると、

  • 事業性資金
  • 投機資金
  • 貴金属、ゴルフ会員権、株式購入資金、ストックオプション行使資金
  • 土地建物購入資金および関連諸費用
  • 税金、賠償金、慰謝料など
  • 他社等の借り入れ返済資金

といったことだ。

そもそも目的別ローンで利用できない、
項目が多いのだが「投機資金」などは該当する可能性はある。

例えば、マイカーローンで車を買い転売、利益を得る、
という目的であるなら利用できないわけだ。

目的別ローンの審査について

メリットは多い、
目的別ローンだがデメリットもある。

それは融資を決める審査が厳しいことだ。

これは提出書類の多さや、
利用条件からしてもわかるだろう。

ただ申込できる人の場合で、
過去にローンの利用で問題がなかった人なら(※)、
利用できる可能性は十分にある。

※返済の長期延滞や自己破産などをしていないこと

ただ審査に通過するかは、
審査を担当する保証会社や銀行の判断次第となるため、
申し込みしないとわからないのが実際のところだ。

しかし目的別ローンの利用条件を、
クリアできる時点で融資する側からすれば、
優良な顧客になり得ると判断もできると考えられる。

利用できる可能性は十分にあるのは確かだ。

目的別ローンは融資実行までに時間について

目的別ローンは借りる目的にもよるが、
融資までの時間はかかる場合が多い。

手続きを考えると仕方ないが、
借りるまでの時間をマイカーローンの場合、
どのくらいかかるかをメガバンクに問い合わせてみた。

メガバンクのマイカーローンで融資までにかかる時間

銀行名融資までの時間契約手続き申込に必要な物融資実行後の手続き
三井住友銀行2日~7日来店見積もり書等を提出
(WEBアップロード可能)
領収書の提出が必要
みずほ銀行
(多目的ローン)
10~14日来店、郵送見積もり書等を提出不要
三菱UFJ銀行
(多目的ローン)
~14日来店、WEB(※)見積もり書等を提出
(WEBアップロード可能)
不要(※)
りそな銀行~14日来店見積もり書を提出調査中

早ければ翌日も可能とのことだが、
概ね、融資までに7日程度はみておいてほしい
という回答が多かった。

また来店せず、郵送での手続きとなる場合、
最長で2週間以上かかることもわかった。

まとめ!目的別ローンについて

目的別ローンの魅力は、
他のローンに比べると圧倒的に金利が低いことだ。

ローンを組もうと考えている理由に対し、
目的別ローンで利用できるのであれば、検討すべきだ。

ただ利用する上で必要書類を揃えることや、
年収や勤続年数など条件をクリアする必要がある。

問題はここだけだ。

もし利用できない場合は他のローン、カードローンなども視野に入れても良い。しかし、もし借入額が大きくなるのであれば、ローンの利用自体、一度見送るのも一つかもしれない。

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